むらさきの空から

相場参加記録

コロナショックから一年

コロナショック後の取引履歴を簡単にメモしておく

 

12月まではとにかくコロナショック後の激リバに乗り切れず悶々としていた。

4月初旬はコロナ特需で仕事がとても忙しかった。

株なんてやっている場合ではないとも思いつつ相場は見ていた。

見ていたが全然乗れなかった。

 

日経の最安値の日に安値で買ったと思ったツクルバはそのあとダダ下がり。

不動産関連が不景気を織り込んで軒並み暴落していた。

ここで不動産を選んでいたのは自分の経験不足だった。

 

しょうがなく切って様子見していた。

日本にも緊急事態宣言でるのか?と騒がれている中、

4月に入るころまでは小型株はまだあまり復活していなかった。

不動産だって緊急事態宣言で業績はガタ落ちだろうと思っていた。

 

しかし緊急事態宣言発出後くらいから様々な小型株が勢いよく上がり始めた。

サイバーセキュリティクラウドなど直近IPOが息を吹き返し、あっという間に数倍になった。安値覚えでもちろん乗れない。

今思えばBASE、チェンジ、AIINSIDEが正解だった。

その後ツクルバも謎の激リバで約2倍までいったし。

 

4月初旬、なんか買わなきゃと思って、ピクスタ、ベガコーポ、アートスパークが候補だったと思う。ピクスタを買ったらその後タイミング良く上昇し、一時90%近くの含み益を見たと思う。5月の決算が赤字転落で暴落、40%程の利益をPTSで確定。翌日さらに下げた。

一方見送ったベガはコロナ影響で家具がバカ売れ、ほぼテンバガーまで。

アートスパークは5倍まで。見送ったCottaも何倍にもなった。

あの時シンプルにEC、巣籠り関連を買っておけば良かったんだ。

 

5月頃にはダブルエーも見ていた。薄板で何度か買ったが信じ切れず手じまいしたらどんどん上がっていき、業績も見事に回復していった。

松屋R&Dも同じような感じ。

 

そしてこのころ粘着し始めたのがイグニスだ。

クソ株なのに割高のイメージだったので3月とかは全然見ていなかったが、

ツイッターで「令和のガンホー」とか言っている人を見て嘘だろと思って、改めて決算説明資料を見た。

こことWithが全然結びついていなくて、初めてWithやっていた会社だったんだと気づく。そしてWithがかなり伸びていた。

そして思惑目玉のエンターテック事業。フォートナイト内のライブなどの記事を見て可能性を感じていた自分としてはこの事業もハマり、急に欲しくなった。

子供もフォートナイトをやっていて、こういう時代がくると思った。

 

ちょうどバンナム提携材料による暴騰。からの初音ミクライブの動画で詳細発表がないことで、暴落していた時に買った。

その後も下がり、1400円くらいで保有。9月には一時3400円くらいになるもガチホを決めていて売らなかったら、ミクライブでもお待ちかねのINSPIX WORLDも来ず、ダダ下がり。

他方はコロナショック後から立ち直った銘柄多数で指を加えてみていた。

それでもwith事業の安心感とinspixに可能性を感じて売らなかった。

売って上がったら必ず悔しい思いをするのが分かっていたから。

2017年のアカツキでそれを痛いほど経験していた。

 

12月の決算でも詳細が出ず、さらに暴落。翌日にはS安1203円まであった。

自分としては安く買うチャンスとして捉えられていたので、ポジション金額量はあまり変えずにS安で買いなおした。

その後株主総会で確信に触れる発言があり少しずつ持ち直した。

 

このころ、アルーも少し買っていた。時価総額15億は流石に安いと考えていた。

年を明けると、アルーが急に動意付いた。ちょっとした材料で吹いたり、戻したりしていた。そして1月に上方修正を発表。単月黒字に転換した。この時、うまくいけばレアジョブみたいになるかもしれないという考えがあった。

そのため、ストップ高後でも少し下がったところは買い増していた。

これは正解で、次の本決算も期待していたのだが、黒字かつ増益計画ではあったが、これまでの業績からすると少し物足りなさがあった。買値から2倍強くらいのところで利確して満足していたら、なぜかそこからさらに上げ続け持っていれば3倍だった。

しかし、ほぼ下がらずにここまで行くのは予想できないので仕方ない。

 

一方のイグニスは、1/25に特大材料が出た。大本命のヒプマイがINSPX WORLDでライブをやることが発表された。暴騰した後にまたほぼ全戻ししつつもワクワクしながら保有していた。2月決算も通過して順調に上がり始めていたが、2月末からまた全戻しする勢いで下がり始めた。それでも魅力は消えなかったので買い増しをしていたところ、

まさかの3000円MBOが発表された。

取得単価からすると2倍以上であり、ここで勝利が約束された。

もっと上を夢見ていたものの、MBOの価格がその時の2倍であるということには感謝した。

3000円到達後のPTSで3020円くらいまであったのでここで利確。

どこかがTOB参戦したらもっと上がるかもという期待をされている向きもあったが、

この良い条件でその可能性はほぼ無いと思い直したので売れた。

 

2020年はコロナショック神回避も乗れない苦しみでキツかったが、信じた株をガチホしたことで結果的に2月3月は勝つことができた。イグニスに関してはただの運の要素も大きいが。